自己分析

これさえやればいい!転職だけじゃなく人生に効く自己分析【今すぐ出来ます】

「転職 自己分析 方法」

このワードで検索すると、膨大な自己分析の方法がドバっと出てきます。

自分史を作る、無料の自己診断ツールを使う、「さあ、才能に目覚めよう!」といった本格的な自己分析本を読む。

転職したい男性
転職したい男性
どれをやろうか迷っているうちに、結局どれも中途半端に手を付けてまとまらなかった。どうしたらいいんだ。

このような経験をされた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

安心してください。自己分析に小難しいフォーマットを埋めるフレームワークや自己診断ツールは必要ありません。

今回紹介する方法を実践するだけで自己分析は9割完了します。

用意するものは紙とペンのみで、ここから別のサイトに飛んで頂くだとか、紙とペン以外に何かを買って頂く必要はありません。その気になれば記事を読んで1分後に実践できます。

ボルゾイ
ボルゾイ
とはいえこの記事で紹介する手法はかなり脳に汗をかきますし、自分と向き合う時間が必要です。フォーマットもないため、あなたにかかる負荷は高いでしょう。

ですが、与えられたフォーマットにあてはめてそれっぽい言葉を埋めていくより遥かに考えるクセがつき、転職活動だけでなく人生そのものに良い影響を与えることは約束できます。

自己分析でなにをやればいいか迷っている方、様々な自己分析を試してみたものの不安な方、自分が働く目的について忘れてしまった方には非常に有益な記事になっています。

是非、読み進めてみてください。

人生の目的を考える

これはある外資系IT企業で2年連続世界一の売上を達成したUtsuさんという方が考案した方法です。

文字通り「なぜ生きるのか?人生で成し遂げたい目的は何か?」というテーマで自分を見つめ続けていきます。

わたしは誇張抜きに転職活動の自己分析ではこれ以外のワークを使用しませんでした。

結論、このワークのみで第一志望のM&Aブティックファームに入社することが出来ました。

同じ参考書を何度も読み込むことで効果が倍増するように、目移りしなかったおかげで深く自分と向き合うことが出来たのです。

以下に、具体的なやり方と動画を添付しますのでやってみてください。

具体的な人生の目的の見つけ方
  • 2週間以上かけて悩む
  • 何の着地点もフレームワークも意識せず
  • 白紙の紙50枚を消費する
  • 仲間となぜなぜなぜと深堀りする

人生の目的を考える際の注意点

この人生の目的を考える際の注意点は「転職のために考えてはいけない」ということです。

この「人生の目的を考える」ことによるゴールはなんだとおもいますか?

自分を深く知ることです。

決して「転職したい企業に受かりやすい答えを考える」ことではありません。

このワークを企業に受ける手段として使うのではなく、人生の目的を達成するための手段が企業という順番にしてください。

あなたがこのワークで得るのはあなたにしか話せないオーダーメイドな回答であり、どこかからコピーしてきたジャンクな回答ではないんです。

人生の目的を考えることで得られるもの

この人生の目的を考えるワークによって得られるものは、以下のとおりです。

  • 明確な行動基準
  • 深堀り質問の無力化
  • 唯一無二の回答
  • 整った志望動機

転職で一番対処できないと思われていた深堀りや、志望動機のみならず人生での行動基準を手に入れることができるのです。順を追って解説します。

明確な行動基準

人生の目的を立てるということは、自分の行動の基準に大きな軸を一つ作るということになります。

仮に「世界中の人間に日本食の素晴らしさを伝えたい」という人生の目的を持った男性がいるとします。

その方は英語の読み方や書き方を学んだほうが良いですか?それとも、学ばなくても良いですか?

そう、学んだほうが良いですよね。

思考の流れ

世界中の人間に日本食の素晴らしさを伝えたい→世界中の人とコミュニケーションを取る必要がある→身振り手振りだけだとどうしても対面でしか伝えることができない→非効率→読み書きを覚えることで情報を発信できるため目的に近づく→英語は学んだほうが良い。

読み書きだけじゃなくて動画を使ったらもっと多くの人に伝えられる→じゃあ英語の話し方も学ぼう。

メディアのビュー数を伸ばせたらもっと多くの人に伝えられる→じゃあマーケティングを学んで集客しよう。

すべての行動基準が人生の目的へ集約していくのです。

迷うことがなくなり、あとは行動するだけという最高の状態になります。

深堀り質問の無力化

このワークでは面接官の方が想像を絶するほど深堀りをすることになるので、自分に関する質問は無双状態です。

自分だけではなく、他の場面でも深堀りをしていく癖がつくので相当抽象的な質問をされない限りはつまずくことがなくなります。

むしろ、深堀りをしてもらえるほどこちらの準備を見せることが出来るので、深堀りウェルカムな心で面接を迎えることが出来て精神的にラクです。

整った志望動機

人生の目的に向かって全ての行動や回答が放たれるため、途中で話の中身がバラバラになる心配はゼロです。

人生の目的という大きな幹を基点にすべての回答がつくられるので「あれ、さっきはああいってたよね?おかしくない?」といったツッコミどころが出てこなくなります。

「転職に受ける回答」を考えず自然に質問に回答出来るので、すこしイレギュラーな質問が来ても動揺は少なくて済む。いいことづくめですね。

わたしの人生の目的

この章では、わたしが実際に考えた人生の目的と、その導き方の流れを説明します。

あなたが人生の目的を考える上でなにか使える部分があれば幸いです。

わたしの人生の目的:日本経済の活性化

日本経済の活性化に至った理由

①学生時代、自営業の方と仲良くなり経営に興味を持った→②経営者を支えることのできる人間になりたいと考えた→③経営者を支えることで事業・企業の売上が上昇。資金に余裕が出来雇用が生まれる→④日本の雇用が増え経済が活性化→⑤みんなハッピー→⑥この状態へ導くためにも、わたしは経営者や雇用へダイレクトに影響が与えることのできる仕事をしたい。最終的には自身も雇用を生み出したい

そういった考えに至り、将来の雇用をつぶしてしまう承継問題に直接関わることのできるM&Aアドバイザーという道を選びました。

その他の理由については関連記事をご覧ください。

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人生の目的を考えると人生に一貫性が生まれ、行動に説得力が生まれます。

簡単なワークではありませんが、試して見る価値は十分あるのではないでしょうか。

おわりに

以上が、転職と人生に効く自己分析についてでした。

わたしは転職時、自己分析にはこの方法しか使いませんでした。

人生の目的が明確になることで、おのずと「行きたい業界」や「なりたい姿」が明確になります。

転職活動は準備が7~9割を占め、この自己分析は転職活動の5割を占めると言っても過言ではないくらい重要なフェーズです。

ここを固めれば固めるほど、転職の成功率は上昇していきます。

休みの日をつかい、少なくとも10~20時間は集中して自分に向き合ってみてください。

まだ転職をはじめていない、これから転職活動を本格的にスタートされる。

そんな方のため、転職活動におけるすべてのフローをまとめた記事を執筆しました。

こちらを読めば転職活動の流れが一気にクリアになります。ぜひ、ご活用ください。

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