そう思われる方、いらっしゃるかもしれません。
安心してください。面接はセンスではなく技術で突破できます。
わたしも本来話す技術は低く、面接というコミュニケーションは大の苦手でした。
ですが今回紹介する方法・心構えを身につけた結果、法人未経験の身でありながら20社ほどM&A・コンサルティングファーム・ITベンチャーの面接を受け約7割の会社で最終面接or内定を獲得しました。
どうしても転職の面接で緊張してしまう。少しでも面接突破率を上げたい。
そういった方には必ず発見のある記事になっています。じっくりと読み進めてください。
緊張してしまう原因

うまれつきのあがり症というケースを除けば、緊張は以下の三つの要因から生まれます。
- 準備が足りない
- 意識すべきポイントを理解する
- 重く捉えすぎている
準備が足りない
準備を思う存分してさえいれば、緊張の発生を抑えることが出来ます。
緊張は「失敗するかもしれない」「間違えた答えをしたらどうしよう」「面接を突破できるだろうか」という不安から生まれます。
自己分析、想定質問の洗い出し、発声練習、企業分析。
もう出来ない!というレベルまでやりこめば、吹っ切れてきます。
となるわけです。
ポケモンでたとえるなら、はじまりの町で上限値いっぱいまでレベルを上げる感覚に近いですね。
自分の人生がかかっているので、やりすぎということはありません。
準備や転職活動に関するto doは下記の記事にまとめましたので、ご参考ください。

納得がいくまで、準備に励んでいきましょう。
意識すべきポイントを理解する
面接は一次、二次、最終とフェーズ毎に勘所が違います。
ここを抑えてさえいれば「一次面接はこれさえ意識すればいいんだな」と余裕を持つことが出来るのです。
さっくりまとめると、一次~最終面接で見られているのは以下の要素です。
- 一次面接 社会人としてふさわしい振る舞いをしているか
- 二次面接 能力・人柄等が共にはたらくにふさわしいか
- 最終面接 志望度が高いか
詳しくは下記の記事でまとめてますので、ご参考ください。

重く捉えすぎている
希望の企業にはいれなければおしまいだ……!
そう、重く捉えすぎていませんか。
わたしも一回目の転職活動時は第一志望の外資系保険会社に落ちてしまい、絶望していました。
ですが、その経験のおかげでより良い会社に入る事ができたので人生何が起こるかわかりません。
たとえ落ちたとしても、他の会社や今の会社で実績を作って再チャレンジすればいいんです。
チャンスは無限にある。
そう思うことで少し、心が軽くなるのではないでしょうか。
面接は特別なコミュニケーションだと割り切る

安心してください。面接は良くも悪くも特別なコミュニケーションです。
お互いの時間を取っている以上、ただの雑談が続くことはありえません。
面接には型があり、相手が聞いてくる質問も大きく3つに分類できます。
- 雑談
- あなたについての質問
- 自分たちについての質問
これだけです。
20社以上で面接を経験しましたがこの話題から大きくズレることを聞いてくる会社はありませんでした。
雑談はひたすら謙虚に、ハキハキと聞かれたことに応えていれば減点はありません。
自己分析を徹底し、自分の中にキャリアを進むための大きな軸さえあれば自分についての質問は問題なしです。
企業についての質問も公式HP・IR情報・担当役員のFacebook情報等を読み込んでいれば問題ありません。
自分についての質問、企業についての質問。どちらも準備すればするほど、他の求職者とは違う「じぶんなりの言葉」を話せるようになります。
面接は質問がある程度固まった、対面式の一問一答問題集みたいなものです。
普段のコミュニケーションとはまったく違うので、準備さえすれば及第点を取ることは難しくありません。
それでも緊張してしまうか心配な方は、自己分析を徹底してください。
LV100の勇者がLV1のスライムを恐れないように、準備さえすれば過度な緊張をすることはなくなります。
納得がいくまで牙を研ぎ、万全な状態で面接に臨んでいただけると幸いです。
転職エージェントを利用する

転職エージェントを利用することで、対面の面接練習が出来る上に企業のフィードバックをもらうことが出来ます。
直接応募で面接した場合、面接でしくじってしまったらそれまでで改善点を知ることが出来ません。

結果、何社受けても面接スキルが向上せず落ち続け「面接で緊張してしまうし、直し方もわからないしもう転職活動はやめよう」と転職活動そのものをやめてしまう方も出てきてしまいます。
一方、転職エージェントを利用することで面接毎に企業からの面接フィードバックをもらうことが出来ます。

自身の強みや弱みがわかるため、どこを強化・改善すればいいか一目瞭然です。
また、専門性の高いコンサル・M&Aといった業界を志望される場合は業界に特化した転職エージェントの利用をおすすめしています。

コンサル・M&A業界といった高給職の転職では事業会社とは違った面接が展開されます。
特化型のサービスで適切な指導を受けることにより、本番で緊張しないベストな状態にもっていける可能性が高まるのです。
わたしも30人以上の転職エージェントと面談をしましたが、最後に選んだのは「アクシスコンサルティング」という転職エージェントでした。
総合型エージェントとは違う、コンサル業種に特化した指導を受けることが出来てとても役立ったのを覚えています。
適切なフィードバックを受け、面接スキルを上げることで過度な緊張を防ぐことが出来ます。
是非、ご活用ください。
場数を踏む

面接って数をこなすまではどうしても「運の要素がやけに高いテスト」のように思えます。
ですが、そんなことはありません。
面接で必要なのはセンスではなく適切な準備です。
そうでなければわたしの面接突破率が70%に達するのはありえません。
とはいったものの、わかるとできるは違います。
面接のコツ、切り返しの型、自分という商品をうまく見せていく表現は一朝一夕では身につきません。
とにかく場数を踏み、転職エージェントからのフィードバックを基に改善を重ねていきましょう。
そうすれば自ずと面接スキルがあがり、いつしか過度な緊張をしなくなっていることに気づく時が来るはずです。
おわりに
以上が、面接で緊張しないための方法についてでした。
まとめると以下の通りです。
- 準備を徹底する
- 場数を踏む
- 面接は特別なコミュニケーションだと割り切る
- 転職エージェントを利用する
準備、場数、転職エージェントによる適切なサポートの三要素を押さえれば面接で過度に緊張する確率はグっと抑えることが出来ます。
それに、面接で緊張すること自体は悪いことではありません。
適度な緊張はあなたのパフォーマンス向上につながります。
とはいえ致命的なミスをしてしまうと精神を乱される可能性もあります。
そうなってしまわないよう、NG行動にだけはお気をつけください。

この記事が、面接で最高のパフォーマンスを発揮するための一助になれば幸いです。