このような場面で良い質問を返すことが出来ず、無難に面接を終えてしまった経験が一度はありませんか。
こういう時、どうしてもうまい返しが思いつかず、どうにかしてスマートに返答できるよう面接対策の本・メディア・記事を読み漁りました。
結果、効果的な3つの逆質問を発見したのです。
この逆質問を使用して面接に挑むことで20社受けて7割以上の会社で最終面接到達・内定を勝ち取りました。
この記事では「こういったタイプの面接官だったら◯◯と言いましょう」といった一部のケースにしか通用しない質問ではなく、どのような面接官からでも好印象を掴み取る逆質問を紹介します。
今回紹介する質問を駆使することで、面接を突破する確率は格段に上昇することは間違いありません。
希望の会社に転職する確率を少しでも上げたい方は是非、ご活用ください。
面接官がどうして今の会社に入ったのか聞く

逆質問で好まれるのは、面接官に聞かないとわからない情報についての質問です。
公式HP、雑誌インタビュー、ネット記事でわかるような質問は間違ってもしてはいけません。
とはいえ会社の機密情報を聞くのはクレイジーですし、社内の人間関係も知ってたら得ですが好印象にはつながりません。
結果として、面接官個人に関する質問にいきつきます。
もうありえないくらい話してもらえます。一言で終えるのは稀で、10分以上話されている場合もありました。
人は聞くより話すほうがたのしい生き物なので、逆質問で話をうながすだけで「なんか、途中色々あったけど印象良いな。あの求職者」となります。
ここで「前職の仕事は金融ですか?」といった「はい」か「いいえ」で答えられる質問をしてはいけません。
話してもらうことが目的なので、紹介した例のようにひろがりを持たせたオープンな質問をこころがけましょう。
面接官の仕事への取り組み方を聞く

この質問は、面接官の現在についての質問です。
仕事をするうえでのやりがい、取り組み方、たのしさについて質問しましょう。
この質問をすることで仕事へのスタンス・現場のリアルを聞くことが出来ます。
さすがにこの質問で「特にないですね」と返されることはないですし、そのような返し方をする会社は高確率で働いていても楽しさを見い出せない危険な会社です。
どんなに待遇がよかろうと入るべきではないでしょう。
入社までに準備しておくべきことを聞く

ここまでで面接官の過去、現在について質問をしました。最後に、以下のようなフレーズで質問をします。
これは推定承諾話法という営業で使われるテクニックで、主に最後に商品を買って頂くクロージングの段階で使用されます。
仮に入社するという話をなげかけることで、面接官は勝手にあなたが入社して働く姿をイメージするのです。
より一緒に働くイメージを沸かせることができますし、実際に狙っている業種の会社に入る際に準備すべきことも知ることが出来ます。
準備の知識を得ることができれば、他の面接で「もし、仮に内定をいただけるなら◯◯の勉強をしたほうが良いのでしょうか?」と具体的な質問をぶつけることができるので、より好印象をもぎとる確度が上がります。
面接は自分という商品を売り込む営業なので、営業のテクニックを学んでおくとかなり役立ちます。
今回紹介した「推定承諾話法」の詳しい使用方法は「営業の魔法」という、営業本としてセールスマンなら100人のうち120人が知ってるベストセラー本に書いてありますので、読んでみてください。
まとめ
以上が、面接で超効果的な3つの逆質問についてでした。
- 面接官がどうして今の会社に入ったのか聞く
- 面接官の仕事への取り組み方を聞く
- 入社までに準備しておくべきことを聞く
ダニエル・カーネマンが提唱したピーク・エンドの法則にもあるように、終わりの印象さえ良ければ相手には強い好意的な感情を抱かせることが出来ます。
自分自身の過去の経験を、ほとんど完全にそのピーク(絶頂)時にどうだったか(嬉しかったか悲しかったか)ならびにそれがどう終わったかだけで判定する、という法則。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
面接中のふるまいで致命的なミスさえ犯さなければ、高確率で通過することが可能です。
面接中に絶対やってはいけないふるまいや意識すべきことについての関連記事もあるので、ご活用ください。


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