わたしは過去、30人以上の転職エージェントと面談し、法人営業未経験でありながらM&Aブティックファームへの転職を成功させました。
この記事では私が「JACリクルートメント」利用の際、なぜか面接を受けることになった経緯を語ります。
転職エージェントとしてJACリクルートメントを利用したい。
将来的にJACリクルートメントへの入社を検討している。
そのような方にとって非常に得るものが大きい記事になっております。
ぜひ、じっくりと読み進めてください。
JACリクルートメントとは

「JACリクルートメント」は1988年に設立された、20代後半~50代前半のハイキャリア層を対象にする転職エージェントです。
東証1部上場企業であり、採用を絞った約650名のハイクラスな転職エージェントが在籍しています。
登録者累計人数は60万人以上。25,000社以上の取引を有し、幅広いハイクラス求人を所有しております。
コンサル・M&A・エンジニア等の高給職への転職に特化しており、ワンランク上の職業を目指す方にぴったりの転職エージェントと言えるでしょう。
JACリクルートメントを利用した感想

結論、「JACリクルートメント」のサービスは非常に満足できるものでした。
ハイキャリア人材を扱うだけあって、転職エージェントの質・提案力が他の転職エージェントより頭一つ抜けています。
転職サポートの体制も整っているため、エージェント側にも余裕があり、ムダに焦らされることもありません。
高給職を狙う方にとって、たのもしい味方になる転職エージェントと言えるのではないでしょうか。
エージェントの質が高い
身だしなみ、質問への回答、提案、すべての質が高水準に達していました。
最初から決め打ちのような提案をされるのではなく、幅をもたせて多くの求人を見せてくれたのが印象的です。
といった仮説に基づいた提案をして頂けたのも嬉しいポイントの一つですね。
激務なのか、目の下にうっすらと化粧で隠された隈が見え、顧客のために見た目を整える姿勢も見て取れました。

総合的にとても満足度が高く、気持ちよく面談を終えることが出来たと記憶しています。
求人を鬼のように紹介してもらえる
できるだけ多くの求人を見てみたいと言った所、本当にわけわからないくらい求人が来ました。
エージェントは複数人で仕事を探してくるため、際限なく求人が飛んできます。
とにかく量というわけではなく、どこに受かっても年収やキャリアを積める良質な求人ばかりでした。
求人の量が多いと選択肢が広がるため、自身のスコープが絞りきれていない方はとにかく求人を出せるだけ出してもらうことをおすすめします。
業種毎に担当がわかれている
JACリクルートメントの利用を始めると、複数の転職エージェントから求人が届きます。
エージェントは「金融ディビジョン」「サービスディビジョン」といったように特定の業種を担当し、高い専門性を有します。
業種毎にエージェントの担当が分かれているため、提案の質は高い傾向にあります。
質問に対しても的確な返答が来ますし、スコープに外れた求人が飛んでくる確率も他エージェントに比べたら少なかったです。
業界が分けられているため、大量の高品質な求人を得ることが出来ました。
とにかくレスが早い
担当のAさんはもちろんのこと、業界セクター毎に担当するエージェントも皆レスが爆速でした。
とにかくレスが早いため、こちらが放った疑問があっという間に解消されたのを覚えています。
「アクシスコンサルティング」や「ムービン・ストラテジック・キャリア」もそうでしたが、ハイクラス・コンサル業界特化の転職エージェントはとにかくレスが早いです。
レスが早い方は常に複数の案件を抱えている有能なエージェントである確率が高いため、安心してキャリア相談ができました。
レスの早さはあなたへの優先度の高さを表します。
レスが早ければ早いほどあなたを優先し、遅ければ遅いほど、エージェントはあなたをないがしろにしています。
あまりにレスが遅い転職エージェントは無理にコンタクトを取らないようにしましょう。
質の低いエージェントとの接触は百害あって一利なしですから。
以上が、JACリクルートメントを転職エージェントとして利用した感想になります。
エージェント・求人ともに高い水準のものが多く、新しい視野や選択肢を知ることが出来ました。
他エージェントとの差が顕著だったので、ワンランク上の提案を体験したい方には是非、登録して欲しい転職エージェントの一つと言えるでしょう。
転職面談中にヘッドハントされた話

ある程度面談が進んだ際、働き方についての話になった時のことです。
こういうわけで、神速で面接がセッティングされました。
外資系はあまり興味がなかったのが本音です。
とはいえ、これほど質の高いエージェントがいらっしゃる企業なので好奇心が勝ってしまいました。
この程度のレベル感で、わたしは面接に臨むことになるのでした。
jacリクルートメントの面接を受けた感想

JACリクルートメントの面接は、想像以上に難易度の高いものでした。
どうして現職に就いたのか、なぜ転職活動をしているのか、弊社になぜ入社したいのか。
証券時代の営業実績はどの程度か、同期の中で何番目か、なぜ一番を取れなかったのか理由ははっきりしているのか。
こういった仕事についての過去・現在・未来を重点的に聞かれました。
他の面接では、どれだけ証券マンが金融商品を売ったらすごいか判断できないためサラっと流されましたが、この面接では根掘り葉掘り聞いてきたのです。
転職活動初期だったこともあり、自分の仕事の成果について深堀りしていませんでした。
結果、まったく良い印象を与えることが出来ず最終面接まで進んだものの惨敗してしまったのです。
面接は2対1
マネージャー、プレイヤー各1名、合計2名に面接を担当していただきました。
外資系特有の隙のなさを感じ、理由・根拠が曖昧な回答をすると「今の発言についてですが……」とすかさずカウンターパンチをくらってしまいます。
最初から最後までこちらも気を抜けない、厳しい戦いでした。
実績の深堀りが激しい
営業の実績に限らず、なぜその実績を出すことが出来たのか、トップ営業との差はなんだと考えているのか。
このように実績そのものではなく、実績を作り出したプロセスについて深堀りされます。
なぜ?なぜ?なぜ?
自分でも考えもしなかった返答をするハメになり、準備が不足していたことと面接を受ける気構えが足りなかったことを痛感しました。
ですが失敗だけではありません。
転職活動初期にこういったミスをしたおかげで、「仕事関連の回答が弱い」という改善点を見つけることが出来ました。
結果、それ以降の面接では仕事関連の返答レベルが上がり、スラスラと答えることが出来るようになったのです。

せっかく面接をしたのに、このようにヘコむだけではもったいないです。
次も同じミスで落ちてしまわないよう、しっかりと自分の面接を見直し、改善していきましょう。
おわりに
以上が、JACリクルートメントを利用した感想と面接の体験談でした。
まとめると、以下の通りです。
- エージェントの質が高い
- 大量の求人を紹介してもらえる
- レスが早い
- 業種毎に担当がわかれている
- 仕事に関する深堀りが激しい
- 結果ではなくプロセスを聞かれる
- 面接官に隙がない
質の高いエージェントがいる=入社の難易度は高い。
という至極当然の結果になってしまいました。
ビジネスマンとして完成度の高い方からのサービスを受けることは、自身の成長や学びにもつながります。
もし総合型の転職エージェントを利用して「なんだか物足りない」という方は、今回紹介した「JACリクルートメント」のようなハイキャリア向けの業界特化型エージェントを使ってみてください。

新たな知見を得られるだけでなく、本来なら応募のチャンスすら得られない激レア求人をゲットできるかもしれません。
高品質な転職エージェントを使い、転職活動の効果を最大化していきましょう。