転職エージェント

【絶対やめよう】直接応募が転職で不利な理由を実体験と共に語ります

自己分析を終えた男性
自己分析を終えた男性
よし、自己分析も終わったしついに転職活動開始だ。直接応募と転職エージェントでの転職があるけど、どっちが有利なんだろう?
転職メディアを見た女性
転職メディアを見た女性
なんか、直接応募だと熱意が伝わって有利!みたいなのを見たんですが、実際どうなんですか?

このように考える方、いらっしゃるのではないでしょうか。

結論、わたしはぶっちぎりで転職エージェントを利用した方が転職に有利だと考えます。

この記事では実際に直接応募で転職をした後、30人以上のエージェントを利用し平均年収1,000万を越えるM&Aブティックファームに入社したわたしが直接応募が不利だということを解説します。

すでにやっている方には不要ですが、自己分析をまだされていない方は関連記事をご覧ください。ステップを踏むことによって、転職活動の成功率が上がります。

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直接応募が転職に有利という神話

ボルゾイ
ボルゾイ
結論:ウソです。

これだと乱暴ですね。詳細に言うと「ある条件にあてはまっている人以外にとってはウソ」です。

下記のような条件に当てはまらない方は、転職活動で直接応募をしないことをおすすめします。

直接応募が有利な人の特徴
  • 既に転職経験が何度かあり、転職活動の勘所をつかんでいる
  • 自分の中で働く目的が決まっている
  • 入社したい企業に応募する明確な理由がある

転職経験豊富で自分の人生の目的を明確に意識している方以外は、直接応募は不利ということになります。

直接応募が転職活動に不利な理由については、詳細に次の章で解説します。

私の実体験も交えているので、リアルに辛さを感じて頂けるのではないでしょうか。

実際に直接応募で転職をした感想

結論、めちゃくちゃ疲れてすぐに転職活動をやめてしまいました。

わたしは二回転職活動をしていまして、一回目の転職活動は直接応募によるものでした。

その時は自己分析・企業分析をまったく考えておらず「歩合制で自分を追い込める職場」を目指していました。

某外資系保険会社・日経不動産・コンサルティング会社に直接応募しましたがうまくいきませんでした。

直接応募は転職初心者にとって難易度が高すぎたのです。

時間をとられてしまう

転職活動はやることが多く、直接応募の場合はすべて一人でやることになります。

転職活動でやること
  • 働きたい業界の選定
  • 歩みたいキャリアの考察
  • 求人サイトへの登録
  • 企業への応募
  • 履歴書・職務経歴書の作成
  • 面接の設定
  • 面接準備
  • 面接
  • 入社日や給与の交渉
  • 退職の手続き

自分で業界を決め、サイトへ足を運び、文面を考えて企業へ連絡。

自己流で履歴書・職務経歴書を作成し採用担当者とメールのやりとりを行い、面接を設定する。

正直な感想ですが、かなり疲れましたし時間を取られました。

ボルゾイ
ボルゾイ
熟練の転職マスターならいざしらず、はじめての転職だったのですべてのフェーズで予想以上に時間を取られてしまい、必要以上に時間を浪費しました。転職に慣れていない方の直接応募はおすすめできません

客観的なフィードバックが得られない

転職エージェントを利用しない場合、客観的なフィードバックを受けることが出来ません。

職務経歴書の書き方はおかしくないのか、面接の態度はどうだったのか、希望している企業の温度感はどうなのか。

まるで霧の中をてさぐりで歩くようなもので、自分がどれだけミスをしても気づくことが出来ないのです。

同じミスがず~っと改善されず、永遠に落ち続けてしまうということになります。

ボルゾイ
ボルゾイ
いくら行動しても反応が返ってこないので、常に「これでよかったのかな?」と不安を抱えながら転職を進めることになります。精神的にもけっこうキツかったです。

自分の改善点をずっと放置してしまう危険性があるので、直接応募に絞って転職するのはおすすめできません。

モチベーションを保ちにくい

直接応募はひとりで転職活動をすることになるので、モチベーションを保つことが難しいです。

トントン拍子で転職が進めばあまり問題ないのですが、つまずいてしまった時や思うように結果が出なかった時は一人だとどうしても心にダメージを受けてしまいます。

転職中のボルゾイ
転職中のボルゾイ
よし、30分落ち込んだしもう落ち込むのはやめだ。次いこう、次

このようにメンタルを立て直す達人なら話は別ですが、人によっては一回の失敗で心をポキっと折れます。

面接で落ちたのはただ「貴方の考えや能力が弊社とマッチしていません」というだけなのに、まるで人格を否定された気分になることもあります。

直接応募の数少ないメリット

デメリットの多い直接応募ですが、2つだけメリットが存在します。

直接応募のメリット
  • 志望度の高さを示すことが出来る
  • 採用側のコストが少なくてすむ

志望度の高さを示すことが出来る

直接応募することで、「わたしは本気で御社へ転職したいと考えています」といった意思表示をすることができます。

転職エージェント経由の応募だと、「すすめられたので受けに来ました」という志望度の低い応募者が来ることは珍しくありません。

ですが、直接応募の場合は「自分で主体的に企業を選んで応募している」ため、そういったケースになることはほぼありません。

採用側にとっても冷やかしが来ると迷惑ですし、志望度の高い方なら内定取得後の辞退率も低いため「とりあえず会ってみよう」という気分にもなります。

採用側のコストが少なくてすむ

直接応募をすることにより、転職サイトや転職エージェントへ報酬を払わなくても良くなります。

  • 直接応募       無料
  • 転職サイト経由    数十万円
  • 転職エージェント経由 年収の30% (年収600万なら180万円)

結果として採用側のコストが少なくなるため「採用コストも安くすむし、志望度も直接だから高いだろう。とりあえず会ってみようか」となります。

結果、会うまでの障害は少なくなります。

しかし会った際の対応がまったく強化できないので「会えるけど落ちる」を繰り返すハメになってしまいます。なので、おすすめすることができません。

結論:転職エージェントを使ったほうが良い

転職がはじめての方は、直接応募せず積極的な転職エージェントの利用をおすすめします。

もちろん、直接応募は誰にとっても不利というわけではないので、直接応募に有利な人の条件に照らし合わせ判断してください。

ですが、有利な条件に当てはまらない方は無条件で転職エージェントの利用をわたしは推奨しています。

転職エージェントの面談は基本無料ですし、電話を使えば隙間時間でも利用できます(対面推奨ですが)。

転職エージェントを使うメリットや、やばいエージェントの見抜き方を載せておきますので、是非読んでみてください。

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