はじめてのエージェント利用。
あなたは相手と面談の時間を指定し、自分のことを話すため準備をして現地につきました。
そして待合室で待つこと数分、エージェントがやってきて個室で顔を突き合わせる。
なんだか感じも良いし、話も聞いてくれるし、初回なのに求人を出してくれた。
いやー、なんか良い人にあたったなあ。そう考えたあなたは疑うことなく、出された求人にエントリーする。
ちょっとまってください。
その転職エージェント、もしかしたらあなたを地獄へ運ぶやばいエージェントかもしれません。
この記事では、一見はいい人そうでも実はやばいキケンな転職エージェントの見分け方を、実際に30人以上のエージェントと出会った知見を基に解説していきます。
あなたにはこの業界しかないと言ってくるエージェント
この言葉を初回で使ってくるエージェントは、基本的にあなたの話をきいていません。
事前に用意していた求人にマッチするよう、言葉巧みに表現を変えてあなたに「たしかにそうかもしれない」と思わせようとしています。
転職エージェントは潜在的なニーズを汲み取るのが仕事とはいえ、一回目で業界を決め打ちできるわけがありません。
実際に面談に行ってみて「やっぱりちがうな」と感じることはたくさんありますし、詳しい業界の働き方を知ったら思っていたより楽しくなさそうということも多々あります。
「あなたにはこの業界しかない」=「これ以上、働くのはめんどーだからさっさと決めたい。ここに転職してほしい」
ということです。
こういうエージェントは年収のそこまで高くない、比較的受かりやすそうな企業をプッシュしてきます。
余った在庫の品で作る料理を「本日のおすすめ品!」として売り出している定食屋と同じなので、このような対応をされたら疑いの目を持って求人をしっかり読み込んでください。
いきなりあなたの進む業界を決めてくるエージェントはやばい
求人の提示が少なすぎるエージェント
あなたにマッチした求人はこの2つです。なぜなら理由は・・・◯×△△。
話聞かなくていいです。これをやってくる転職エージェントは真剣にあなたのことを考えていません。
本当にあなたのことを考えているなら、幅広に出来る限り興味が持てそうな範囲で求人をサーチしてきます。
転職はお見合いのようなものなので、スペックさえ高ければすべてに通過するわけではありません。
逆を言えば、スペックが多少足りていなくても選考に進むことは十分可能です。
事実、わたしは募集要項に「法人営業3年経験」「資格取得歓迎」と書いてあった企業にダメもとで応募した所、最終面接まで進むことが出来ました。
それなのに求人をほとんど提示しないのは、転職エージェントの怠慢と言えるでしょう。
ビジネスモデル上、転職希望者が入社してくれないと売上が発生しないため転職エージェントは多くの求職者に対して同時にアプローチをかけています(一人に集中して、稼働ほしたにも関わらず転職活動をやめる危険があるため)。
働き方が労働集約的なので負荷がかかり、一人一人への対応が雑になってしまうこともあるでしょう。
ですが、それはサービスを受ける側からしたら知ったことではありません。
あなたを大切に扱ってくれる転職エージェントを選びましょう。
求人を少ししか提示してこないエージェントはやばい
レスの遅いエージェント
レスの遅いエージェントは、それだけでもう会わない方が良いです。
例えばあなたが下記のような場面に直面したと想像してみてください。
- 気になる業界の求人を貰えるか聞いてみた
- はじめての面接のフィードバックを待っている
- 面接の進め方について質問してみた
- word等の成果物を提出するタイプの応募形式で結果が気になる
- 面接の合否を待っている
このような状態で、メールを送って半日以上待たされたらどう感じますか?
そう、不安になりますよね。
これは求職者の側に立てば一瞬でわかることなので、そのような想像力が欠如している転職エージェントはかなりやばいです。
先程の章でも言ったように、転職エージェントは多忙を極めます。優秀な人であればあるほど、忙しさは加速していき一日に8件アポイントメント、転職面談があるのもおかしな話ではありません。
事実、わたしの友人の大手企業で最年少マネージャーになった転職エージェントも一日に8アポいれてフル稼働していました。
ですが、優秀な人はとにかくレスが早いです。
なぜならボールを受け取った瞬間に返さないと仕事が雪だるまのように積み上がってしまい、処理しきれなくなるからです。
レスが遅い人は仕事ができない証拠とも言えますし、そのような方から紹介された案件は的外れのものが多い傾向にあります。さっと身を引きましょう。
レスの遅いエージェントはやばい
まとめ
結論:仕事に手をぬいてあなたを大切にしない転職エージェントはやばい。
是非以上の点に注意して、ハズレエージェントを引かないようにご注意ください。
担当者は変わってしまうかもしれませんが、わたしが利用して満足度の高かった転職エージェントが所属していた企業は以下の通りです。
ムービンに関しては、とても好感触のエージェントさんがいらっしゃったのでTwitterのDMでしつもんしてもらえれば回答させて頂きます。
まだ転職をはじめていない、これから転職活動を本格的にスタートされる。
そんな方のため、転職活動におけるすべてのフローをまとめた記事を執筆しました。
こちらを読めば転職活動の流れが一気にクリアになります。ぜひ、ご活用ください。
